原理と効果
Technology

シンプルな構造で
確実な省エネ効果を発揮
従来のボスキャップでは、キャップ後端部から強い渦である「ハブ渦」が発生し、プロペラ効率のエネルギー損失を引き起こしていました。PBCFを取り付けることで、PBCFのフィンがプロペラ後流の流れを変え、ハブ渦を消滅させます。その結果、推力を増大させ、同時にプロペラのトルクを軽減、プロペラ効率を向上させます。
ハブ渦とは?
船の速力とプロペラの回転速度の両方のベクトルを持つ水流は、プロペラ翼に適度の迎角で流入します。しかし、翼を通過した後は、強く翼の下面側に流れの向きを変え、これが「ハブ渦」を作ります。このハブ渦により、プロペラに伝達されたエネルギーが無駄に消費されてしまいます。
PBCF無
プロペラ翼を通過した水流は翼上下面の速力差により強く回転方向に曲げられ、ハブ渦を作っています。ハブ渦などにより、プロペラに伝達されたエネルギーの約1割が無駄に消費されています。
PBCF付き
プロペラ翼によって曲げられた水流がPBCFのフィンを軸回転方向に押すため、軸トルク抵抗が3%強減ります。また、PBCFのフィンによる地面効果がプロペラ翼の揚抗比を改善し、推力も1%強増加します。
約3~5%の燃料削減効果
約1~2%の増速効果
同じ速力で航行する場合、燃料を約5%削減することができます。
または、同じ馬力で航行する場合、約2%速く航行することができます。

プロペラトルクリッチの軽減
プロペラトルクが減少するため、船体やプロペラへの負荷が軽減されます。
船尾振動、水中騒音の軽減
ハブ渦が抑制されるため、船尾振動や水中騒音が減少します。
舵エロージョンの解消
ハブ渦による舵への影響が減少するため、舵エロージョンの発生を抑えることができます。